お子さんを育てたい方、子どもの福祉のために養育したい方へ

里親制度(養育里親 養子縁組里親)

何らかの事情により家庭での養育が困難又は受けられなくなった子ども等に、温かい愛情と正しい理解を持った家庭環境の下での養育を提供する制度です。

里親の種類には、養育里親、養子縁組里親、親族里親、専門里親があります。

里親になるためには、要件を満たして登録されることが必要です。

里親には、お子さんの委託費として里親手当と養育費が支給されます。また、教育費の支給などの手当もあります。(養子縁組を希望する里親・親族里親には里親手当は支給されません。)

 

養子縁組里親は養子縁組を前提に里親になる制度です。

あらかじめ養子縁組里親として児童相談所への里親登録が必要です。

 

詳しくは児童相談所あるいは市区町村にお尋ねください。

あるいは厚生労働省のサイトをご覧下さい。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/syakaiteki_yougo/02.html

全国里親会 http://www.zensato.or.jp/

 

養子縁組

養子縁組には、(普通)養子縁組と特別養子縁組があります。

特別養子縁組は、子どもにとって特に必要である場合、

生みの親(実方)の親権を終了して、養親だけが親権をもつ制度です。

直系卑属を除く未成年の普通養子縁組には家庭裁判所の許可が、特別養子縁組には家庭裁判所の審判が必要です。

当協議会会員団体、最寄の児童相談所にお尋ねください。

 

 

 

普通養子縁組と特別養子縁組

 

普通養子縁組

特別養子縁組

縁組の目的

目的は問わない。例えば、子連れ再婚の場合に、法的親子関係をつくる、婿養子、姓や家の継承など。右の目的で普通養子縁組をすることもある。

子どもの福祉

縁組の要件

養親:単独、独身可。未成年者を養子にする時は、婚姻している夫婦。配偶者がある時は、配偶者の同意が必要。成人の証人2名が必要。

養親は成人で養子以上の年齢であること。

養親は、養子の嫡出子または養子でないこと。

養子の年齢:制限なし。

父母の同意:子が15歳未満の場合は法定代理人が代諾縁組する(親権者、後見人、施設長等)。

養親:婚姻している夫婦(単独不可)

年齢は夫婦の一人が25歳以上。

養子の年齢:原則申立時に6歳未満。

父母の同意:必要(遺棄、虐待、意思表示困難の場合は不要)

縁組の必要性が要件:父母による養育が困難・不適当で、縁組が子に特別の利益になる場合のみ。

縁組の手続き

契約により成立(当事者の合意)

自己または配偶者の直系卑属以外の未成年者を養子とする場合は、家庭裁判所の許可を必要とする。

家庭裁判所による審判が必要(6ヶ月の試験養育期間の状況を考慮)

離縁

当事者の合意によりいつでも可能

養親または養子により申立(15歳未満は法定代理人)

原則としてできない。養親からの縁組の解消はできない。

養親による虐待、悪意の遺棄など養子の利益を著しく害し、実父母が相当の看護をすることができる場合のみ、家庭裁判所の審判により離縁することができる。

縁組による父母、血族親族との関係

存続する

終了する

戸籍への記載

養子、養女

長男、長女等(事項欄に記載はあり)

(c)白井千晶